進学・就職

卒業生の声

卒業生の声 ~先輩からあなたへ~

 本校を卒業された先輩より、看護師をめざす貴方へのメッセージをご紹介させていただきます。
 どんな学校生活を過ごしたのだろう?どんな風に成長をしたのだろう?
 今、看護師への道を歩まれている学生、これから看護師を目指そうか悩んでいる方へ、先輩たちの声が少しでも届けばと思っております。

  • 働きながら学べるという所に魅力を感じ入学しました。
    H27年度卒業生 村 瀬 彩 香 さん
     バイトの経験もなく社会に出て働くことも知らなかった私は、この学校の“働きながら学べる”という所に魅力を感じ入学しました。働きながら学ぶことの大変さを実感し、准看護師として働くことで“看護師になりたい”という強い憧れを抱きながら生活を送っていましたが、勉強が嫌になりあきらめることは何度もありました。しかし、楽しいことも苦しいことも一緒に乗り越えてくれるクラスの仲間が居たから乗りきれました。なにより、皆が同じ夢に向かって頑張っていることはとても強みになります。臨床実習で悩んだ時、励ましアドバイスをしてくれた頼りになる先生たちが居ます。
     私はこの学校に入学して良かったです。多くの人に支えられ私はこの3年間で成長できました。これからたくさんの人と出会うと思います。患者さんに寄り添う看護をし、信頼される看護師になりたいです。
  • 看護はシンプルでありながら深い学問だと感じています。
    H27年度卒業生 佐 々 木 瞬 さん
     私は准看護師の資格を取得した後、すぐにこの岐阜市医師会看護学校に進学しました。午前は病院で准看護師として働き、午後は学校で看護学を学ぶという学校生活を過ごしてきました。看護の仕事と学校の両立は全日制の看護学校に比べれば忙しく大変です。しかし、仕事と勉学の両立は学校での学びを単なる机上の知識にせず臨床体験に基づいた実践的な知識に結びつけることができ、臨床で体験したことを単なる体験から専門知識に裏付けされた確かな経験にすることができる。
     看護師の高みを目指したい方々にとって最高の学習環境になると思います。私は、“看護”というのはシンプルでありながらもすごく深い学問だと感じています。どんな形であっても“看護”に携わったことがある方なら「“看護”って一体何だろう」と疑問に感じたことがあるのではないでしょうか。学校での学習と臨床体験を積みながら、学校の仲間や先生方と共に看護を語り、自分なりの“看護”を見つけていくとよいと思います。
  • 笑顔や「ありがとう」の一言に何度も救われました。
    H27年度卒業生 長 谷 川 友 美 さん
     これから過ごす3年間に期待と不安を持ちながら入学式を迎えました。准看護師として病院で勤務をしながらの学生生活。仕事と勉強の両立は、正直大変だと感じる事もありました。テストが続いて寝れない日々...実習では、記録やレポートに追われているように感じていましたが、実際は違いました。仕事をしていると、なかなか1人の患者さんとずっと向き合うことはできませんが、実習中は、受け持った患者さんに、今の私が持っている力の100%を注げる事に気付いた時、この時間を大切にしなければと思えるようになりました。辛い事も苦しい事も沢山あります。けれどそんな時、患者様の笑顔や「ありがとう」の一言に何度も救われました。また、私の周りには支え、励まし合える仲間がいてくれました。仲間を信じて助け合う事の大切さを学べた3年間だったと思います。ここで学んだ事を忘れず、人から愛される看護師になろうと思います。
  • 熱い指導や温かい言葉で患者さんを看る視野が広がった。
    H27年度卒業生 森 雅 彦 さん
     この学校に入学した時、准看護師と正看護師の違いの問いに答えられませんでした。しかし、国試を終えて卒業を前にして、今は答えることができます。准看護師免許を持っているからこそ学習と臨床を結びつけて、さらに理解を深めることができました。また実習では、自分の視点の狭さが分かり、先生の熱い指導や実習先の指導者さんの温かい言葉で患者さんを看る視野が広がりました。何よりこの学校で学べたことは、看護の対象には切れ目がないことです。疾患から生活、過去から未来とすべてに関わることができるすばらしい仕事が看護であると感じました。これから臨床で学ぶこともたくさんありますが、ここで学んだことを基礎として成長していけると思います。