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キャンパスライフ

生徒の声

看護師をめざして


令和元年度卒業生 西川 香純

看護師をめざして

 私は医療事務に従事している中で、自身も看護師になりたいと思い、仕事を続けながら、まずはこちらの准看護学校で学びました。
 准看護学校では、医療の基礎的知識や患者さんを全人的に理解し、必要な関わりに気づくことから始まるということを学びました。この2年間の学びから、看護に対する認識は漠然としたものから少しずつ理解が進んでいったように感じます。准看護師として働きながらも、私はさらに知識を深めたいと思い看護学校に入学しました。看護学校では、病院実習と座学の両方から看護を学び、学んだ知識をもとに主体的に考える大切さを実感しました。病院実習では、この学校の卒業生の方が、患者さんの自覚症状から必要な処置の準備を行い、万全の対応がとれるようにしていました。私は先輩看護師に疑問に感じたことは質問して、その理由を教えていただきました。また、授業で分からなかったことを自分自身で調べ理解できるよう努力もしてきました。准看護学校から看護学校へ進んだことで、看護の知識が広がり自身の看護観を持つことができ、今年度から臨床で看護師として勤務します。
 私は、この5年間、学校で看護を行っていく上での必要な知識と技術を学び、さらに仕事との両立を通じて、自身の成長につながり今の自分があると胸を張って言えます。ぜひ、皆さんも准看護学校で学んでみませんか。

看護師への道


令和4年度卒業生 中村みどり

看護師への道

 私は30代後半で入学し、この春卒業することができました。 社会人経験を積む中で、女性でも長く活躍できる仕事に就きたいと考えるようになり、看護師への挑戦を決めました。しかし、学業から長く離れており勉強についていけるのか、学生生活と家庭の両立はできるのか不安でした。いくつかの学校を見学し、岐阜市医師会准看護学校に決めたのは2つのコースがあったからです。私の所属するBコースは午後から始まります。その為午前中を活用することができ、家事を午前中に済ませてから登校したり、午前中に登校し図書室で課題や復習などを行ってから講義を受けることができました。
 またクラスメイトの年齢層は幅広く、同じ社会人仲間や主婦仲間と悩みを共有し、励まし合いながら学ぶことができました。先生方も学習のサポートだけではなく、私の学生生活そのものをサポートして下さる心強い存在でした。
 准看護学校で学んだ理性的な関心、技術的な関心、心のこもった関心の3重の関心を心に 、患者さんに信頼してもらえる看護師になることが目標です。少子高齢化、新興感染症予防など看護職に求められることは沢山あると思います。病院や診療所だけでなく活躍の場も広がっています。看護師を一生の仕事にできるよう、今年から、看護師にむけての学びが始まりました。これからも日々の学びを大切にしていきたいと思います。

夢への一歩


71期生  内藤彩菜

夢への一歩

 私は短期大学を卒業後、6年間ほど社会人として働いていましたが、祖母の病気をきっかけに看護師になりたいと思うようになりました。数年ぶりの学生生活で、看護の知識や経験が全くない私がついていけるのか多くの不安がありましたが、看護師への夢を叶えたいと思い入学を決断しました。
 実際に入学してみると、クラスメートは幅広い年齢の方がいて、様々な環境の中で学びに来ている方が多くいたので少し安心しました。専門用語ばかりの難しい授業や慣れない技術の習得に苦労し、できない自分に落ち込むこともありましたが、授業後に仲間と練習をしたり、教えあったりしてこの1年頑張ることができました。演習では患者さんの事例に合わせて自分たちで考えて行動します。「なぜその援助が必要なのか」を仲間とともに意見交換しながら行い、自分にはない視点での気づきを得ながら学ぶことができました。臨地実習中では悩むことも多いですが、指導者さんや仲間からアドバイスをいただき、患者さんにとって最適な援助は何かを常に考え真摯に向き合うことができました。この1年を通じて、根拠をもとに自分で考えて行動する力がついたとともに、同じ目標に向かって切磋琢磨できる仲間の大切さを実感しています。
 2年生になったら、15週間の臨地実習と准看護師資格試験が待ち受けています。入院されている患者さんは、背景も治療への思いも様々です。「疾患を見るのではなく、患者さん自身を看る」という言葉を胸に刻み、受け持たせていただける感謝の気持ちをもって実習に臨みたいと思います。患者さんに寄り添える看護師を目指して、資格試験に向けて1日1日を大切に過ごしていきたいです。