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(キーワード:ホームページ)
日本医師会もようやくホームページを開設し、インターネットを 使った情報展開を活発に図ろうとしているが、それよりも以前から、 進歩的な医師会のなかにはアイディアに富むホームページを開設し ているところがある。現在、医師会のホームページは、ざっと見た ところでも100近くある。その内容を見てみると、@医師会の紹 介、A健康情報や行政情報の提供、B健康診断や各種行事の案内、 C会員医療機関の紹介、D休日・救急対応の情報、E地元地域の紹 介、Fリンク集、などが中心となっているが、各々のレベルにはま だかなり差がある。こうしたなかで、医師会ならではのホームペー ジというものをどうせなら開設してもらいたい。そこで、今回は特 に地域住民向けにユニークな情報発信を行っている地区医師会のホ ームページを4つ紹介しよう。
福岡市医師会 http://www.iijnet.or.jp/fma/ メニューが非常にわかりやすいのが使い勝手もよくてうれしい。 また、在宅介護支援センターや急患診療の案内など市民向けの各情 報も、ありがちな紋切り型の提示の仕方ではなくて、詳しく・わか りやすくまとめられているのと同時に、見やすさにも十分配慮され ていて、情報提供への心配りが感じ取れる。こうした丁寧さは医師 会ホームページの重要な視点だろう。それと、求人案内を行ってい るのも医師会のホームページとしてはユニークなところだ。
岐阜市医師会 http://www.hatelecom.or.jp/gifumed/
毎週更新される岐阜地区感染症情報は、質・量ともに秀逸だ。岐 阜地区内におけるインフルエンザや風邪の発生状況、また各感染症 のサーベイランス情報と住民だけでなく医師も気にかかる医療情報 をタイムリーに提供している。実に手間のかかった内容である。こ のほかにも、0−157の経過情報を詳細にレポートするなど、こ の辺りの地域密着指向に医師会ホームページのあるべき方向性を感 じる。また、トピックスや検査結果の優しい見方といったところも 住民にとってはうれしい内容となっている。
小田原医師会 http://www.ebisu.ad.jp/users/odwrma/
小田原医師会感染症情報(毎週更新)による各地区の詳細な状況 報告は、医師と住民にとって非常に有効な内容となっている。特に、 小田原地域を7つの地区に区分してレポートを出しているところ、 さらに昨年同時期との比較(発生状況のベスト3を比較している) を行っているところは傾向対策の意味でも有益だ。こうしたちょっ とした工夫の仕方で提供される情報も大きく生きてこよう。医師会 のホームページは、住民側の視点で作成することが大切だ。
泉佐野泉南医師会 http://senshu.onenet.or.jp/isma/
外国人診療に関する情報提供は実にアイディアに富んでいる。今 後、英語版の掲示や地図の挿入などバージョンアップを考えている というので期待したい。また、アンケートの実施も興味深い。具体 的にどうフィードバックさせていくかが注目されるが、その取り組 みに医師会と住民との距離感を埋めていこうという気持ちがうかが える。これも医師会がホームページを持つ意義の一つだろう。ほか に、各地区の開発計画を掲載しているのもユニークなところである。