行事予定

第35回市民健康まつり

終了しました。
岐阜市医師会としての取り組み
厚生労働省は7月31日に日本人の平均寿命は女性86・61歳、世界1位、男性80・21歳
世界4位と発表しました。今後も延びていくと見られており元気で長生きできることを誰もが望んでいます。しかしそれを妨げる病気が、メタボであり、ロコモであり、認知症です。ところで、皆さんはロコモ(ロコモーティブシンドローム)という言葉を聞いたことはありますか。加齢や病気、怪我などが原因で、バランス能力や筋力の衰えにより「よくつまずく」「ゆっくりとしか歩けない」など運動能力が衰え、生活の自立度が下がる状態をいい、このような状態のまま放置すると、骨折など、将来要介護状態、寝たきり状態となる可能性が高い病気です。また閉じこもりにつながり、メタボリックシンドロームや認知症を合併するおそれがあります。2012年厚生労働省が発表した第2次健康日本21においても、10年後までにこのシンドロームの認知度を80%までに上げることを目標にしています。今年医師会ではこのロコモ、認知症、メタボに関するチェック相談コーナーを設けました。ロコモに対してはロコチェックによる診断を専門医により行い、予防体操であるロコモ体操の指導を理学療法士会と協力して行います。認知症相談については昨年同様、タッチパネルを用いての認知症早期診断(このタッチパネルは全問で3分程度で画面をぽんぽんと触りながら聴かれた質問に答えるだけの簡単なものです。15点満点で13点以上を正常としています。他の方には分からないように配慮されております)を行い、サポート医による相談をお受けしております。これらのコーナーは午前10時から受け付けております。また、午後からは例年通り、各専門医による無料相談コーナーを設けます。全て個室とし、先生の前にはコンピューターも、注射器も、怖い検査機器も並んでいません。各々の医師が、相談者の心に寄り添い、ひとりの人間としてより身近でより相談しやすい雰囲気づくりをこころがけております。また健康まつりの参加者のかたに女性が多いことをから、女性外来も開設いたしました。是非安心してお立ち寄りください。
年に一度のこの機会に、多数の市民の皆様のご来場をお待ちしております。

第35回市民健康まつり
日時 平成26年11月2日(日)
10:00~(受付終了 15:00)
場所
岐阜市文化センター
500-8842 岐阜市金町5丁目7番地2
TEL:058-262-6200
FAX:058-262-6229
主催
市民健康まつり運営会議
内容
金公園
・FC岐阜「キックターゲット」コーナー(荒天時中止)
1階:催し広場
各団体による展示・体験・相談など、いろいろなコーナーがあります。
各コーナーは開会式終了後開始します。

・健康医療相談(午後1時~3時)
・ロコモチェック・相談コーナー
・メタボ予防相談コーナー
・もの忘れ検査・予防相談コーナー
参加費
無料
問い合わせ先
岐阜市健康部健康増進課
TEL:252-7193
「第35回市民健康まつり~おかげさま 今日も元気~」
平成26年11月2日(日)午前10時~午後3時半、岐阜市文化センター

平成26年11月2日(日)、午前10時から午後3時半まで「第35回市民健康まつり~おかげさま 今日も元気~」が岐阜市文化センター及び金公園において開催されました。当日は3連休の中日であり、しかも天気予報では雨とのことで参加者が少ないと予想されたにも関わらず、スマートウエルネスぎふ健幸ウォークと岐阜市農業まつりが同時開催されていることで相乗効果を生み、17,506名と大盛況でした。今年、岐阜市医師会では、岐阜市整形外科会のご協力で、「ロコモーティブシンドローム」を午前の目玉としました。整形外科専門医に診断とカウンセリングをして頂き、理学療法士会のコーナーでは実際にロコモ体操を体験して頂きました。残念ながら「ロコモ」という言葉がまだまだ浸透しておらずこれからの啓蒙活動が必要です。できれば来年にもこのコーナーを設けられればと思っております。また「もの忘れ検査」、ここ3年ほど続けて行っており、パソコンのタッチパネルで質問に答えその正誤から認知症の危険度を予測するもので3台のパソコンで対応しても開始直後から修了直前まで切れ目なく希望者が続きました。もう一つは、「メタボ相談」で、老若男女問わず相談に来られ健康志向がどの年代にも浸透していることがよくわかりました。午後1時からはこれに加えて、「健康医療相談コーナー」を明徳班の会員の先生方にご協力頂きました。個室対応で、時間をとってじっくりお話を聞いて真摯に対応して頂けることで毎年大変人気があります。昨年同様にスタンプラリーも行われ、楽しみながら健康に興味を持つきっかけとなっており、体験して体で覚えることがとても有意義なことと思いました。また今年は各団体が連携し合あうことが新たな試みでした。「ロコモ」は理学療法士会、放射線技師会(骨密度測定)と、「メタボ」は薬剤師会(体脂肪測定検査)と検査技師会(血管年齢)と、医療相談は検査技師会(がんスクリーニング検査)と連携ができていたことは今回の成果でした。市民の皆様が健康についてどんな情報を求め何に最も興味を持っているのか生の声を聞くことができる貴重な機会です。また医師会の活動を皆様に知っていただける大切な機会でもあります。医師会として少しでも情報発信でき、健康管理のきっかけになれるよう、来年も新しい企画を設け、たくさんの皆様のご来場をお待ちしております。

[→]健康医療相談コーナー担当医師

  • 健幸ウォーク開会式 会長あいさつ
  • 開会式 市長あいさつ
  • メタボ予防相談コーナー 岐阜市医師会
  • もの忘れ検査・予防相談コーナー 岐阜市医師会
  • ロコモチェック相談コーナー 岐阜市医師会
  • 岐阜市医師会のブースには425名の相談者が訪れました
  • むし歯予測試験・歯周病簡易検査・口臭チェックコーナー
  • 工作コーナー
  • スマートウエルネス ぎふ健幸ウォーク
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